エヴァンゲリオンの最終回を考察│おめでとうの意味やその後は?
エヴァンゲリオンは、アニメ版の最終回が難解すぎたこともあり、社会現象にまで発展しました。
ファンが集まれば最終回についての議論が必ず始まるほどで、それだけインパクトを残しているのです。
そんなエヴァンゲリオンの最終回ですが、おめでとうの意味やその後は一体どうなっているのでしょうか?
ここでは、エヴァンゲリオンの最終回の謎やおめでとうの意味、その後について考察していきます。
1.エヴァンゲリオンの意味深な最終回とは?
エヴァンゲリオンは、アニメ版と劇場版で最終回の扱いが異なります。
まずはアニメ版の最終回がどうなったのか、以下からネタバレしていきますね。
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アニメ版の最終回は、「心の保管」をテーマにしています。
碇シンジの心の中が詳しく描写され、様々な登場人物の本音が流されていくのです。
シンジの自問自答が続き、自分は生きる価値は無いのではないかとの結論に達しさらに落ち込みます。
そうした中シンジは、「世界は自分の考え方ひとつで変わる」との答えにたどり着きました。
すると、これまで本音をぶつけてきた登場人物が、「おめでとう」と声をかけ拍手をしてシンジを迎え入れます。
こうして、エヴァンゲリオンアニメ版は最終回を迎えました。
2.エヴァンゲリオンの最終回「おめでとう」に隠された意味とは?
この最終回が放送されてから、難解すぎる内容のため賛否両論が起こりました。
では、この最終回は何を意味していたのでしょうか?
すべては、最終回に出てきた「おめでとう」というテロップが表現しています。
この最終回は、視聴しているすべての思春期の子供に向けたメッセージです。
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自分の過去や批判などを受け入れることで、自分の事を認められます。
それが「成長」という意味で、それに対しての「おめでとう」なのです。
子供に向けたメッセージと考えると、最終回の意味が分かりやすくなりますね。
3.「劇場版エヴァンゲリオン」の意外な最終回をネタバレ!
アニメ版エヴァンゲリオンの最終回の続きを描いたのが、劇場版の最終回です。
ストーリーの本質が分かってくる内容なので、さっそくネタバレしていきます。
第1始祖民族であるアダム(使徒)とリリス(人間)の争いも、最終部分になりました。
地球の支配権を争っていた両者は、使徒側が負けを認めた形になったのです。
渚カヲルが、シンジに好意を抱き「人間のほうが支配するのに向いている」と判断しました。
こうして、リリス側が勝利し、シンジとアスカのみが生き残ります。
その後、新しい始祖民族としてシンジとアスカは、地球を支配するのでしょう。
3.エヴァンゲリオン最終回から読み取れる「その後」の予想
アニメ版を補う形で制作された劇場版の最終回。
それでもやはり難解ではありましたが、この最終回から今後についての予想が読み取れます。
ファンは今後、「アダムとリリスが結ばれて完全な生命体になる」と予想しているんですね。
人類補完計画の目的は、「生命の種・アダム」と「知恵の種・リリス」を合体させることにありました。
つまりは、この計画を完了させるというのが、最終回以降の物語になるのではと考えられています。
4.エヴァンゲリオンの最終回に関するヤバい裏話
裏話によると、「アニメ版エヴァンゲリオンの最終回は、制作時間が足りず中途半端になった」とのこと。
これは制作側が認めているもので、実際に生じた出来事なんだとか。
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放送開始する前から、エヴァの制作期間がとても厳しいスケジュールだと判明していました。
それでも強引にアニメ放送がスタートしたので、本来とは違う内容の最終回になってしまったというのです。
そのため、本来放送したかった内容を、劇場版に挿入し本作が完結したと言われています。
まとめ
エヴァンゲリオンの最終回は、アニメ版と劇場版で内容が異なっていました。
アニメ版はシンジの心の成長を、劇場版はアダムとリリスの争いの結末が描かれています。
続編がありそうな終わり方になったので、最終回のその後がどうなるのか注目していきたいですね。